基本的な考え方
イメージダウンや風評被害は最終処分場そのものの負のイメージによることが多く、その背景には、受け入れ物の安定性や施設の機能・維持管理に対する不安感や不信感があると考えます。赤穂市との間で環境保全協定を締結し、埋め立てる廃棄物の管理や環境保全対策、施設の維持管理、環境モニタリングを徹底して行い、その結果を積極的に公開します。さらに、処分場の運営・管理などについて、地域住民の方々と定期的に協議する場を設けるなど、不安感や不信感を解消するようにします。
運搬時や埋め立て時の事故に対する備え
船主責任保険(P&I保険)に加入済みの船舶を使用し、船舶の運航、使用または管理に伴って賠償責任を負ったり、費用が発生したりした場合に補償できるようにします。保険の適用対象となるのは、対人、対物の他、廃棄物や船の撤去費用、汚染による損害などです。また、その他の任意保険に加入し、埋め立て時の事故等により賠償責任が発生した場合にも対応できるようにします。
最終処分場維持管理積立金制度
埋め立て終了後の適正な維持管理のために必要となる費用を、埋め立て期間中に、独立行政法人環境再生保全機構(ERCA)に積み立てることが法令で義務付けられています。事業者が倒産するなどした場合には兵庫県がこの積立金を使って維持管理を行います。
環境保全協定
産業廃棄物処理業の許可取得後、赤穂市と環境保全協定を締結し、確実に履行します。